【一人旅】再び出発。
ーーー2018年 2月5日18時25分
私は今回も成田空港から、一人旅を始めます。
利用会社はアメリカン航空。
・成田(日本)→ダラス(アメリカ)→グアテマラシティ(グアテマラ)
・グアテマラシティ→マイアミ(アメリカ)→カンクン(メキシコ)
・カンクン→ダラス→サンフランシスコ(アメリカ)→羽田(日本)
という周遊プランで18万。
心配していた乗り継ぎも問題なくスムーズに終わり、
今は無事グアテマラのアンティグアという町に滞在中。
ダラス行きの朝の機内食はスクランブルエッグにしたんだけどチーズ入りでおいしかったな~。
フライトまでも割りと順調。
相変わらずパッキングが憂鬱で家を出るギリギリまで終わらなかったことや外貨両替を事前にしてないものだから向かう途中で行ったり、後は普段バイトへ行く電車と変わらない程ノーマルなテンションで成田に向かっていたのは順調とは言えないかもね。笑
不思議とワクワクと不安が半分こで~!なんて気持ちではなかった。
ダラスでメキシコ方面の飛行機に乗るときにESTA申請したのに大分時間がかかって、ぼんやり待ってたらスペイン語圏の人があなたは多分あちらに並ぶんだよと教えてくれた。多分どちらでも行けたけど優しいよね。
検問でスペイン語を知りたいから行くと話したら検察官がいきなりスペイン語を話し初めて、久し振りのスペイン語だったから戸惑っているとComidaは食べ物って意味だよと教えてくれた。
スペインでCeliaにお腹空いたと言ったら教えてくれた単語だった。
ComidaComidaと繰り返し言っていたらRocaと笑われた。
ずっと前に感じるのに、あの毎日は簡単にフラッシュバックしてみんなを恋しく思わせる。
左手のブレスレットを見る。
Caminoでお揃いで買ったブレスレット。
みんなはまだつけているのだろうか。
グアテマラに着いたら、治安の悪さを見に染みて感じた。
寄ってくる物売りやジロジロと人を見る眼差しが怖かった。
タクシーの運転手は気さくで、かたことのレベルにも達しないスペイン語で話しかけたら答えてくれた。
アンティグアまでどれくらいかかるか?
外貨両替をしたいが銀行は何時に開くか?
聞きたいことはここで聞けた。
グアテマラは夜景が綺麗だった。
キラキラ光る町並みに人はいない。
店には強盗防止の鉄格子がある。
アンティグアに着くとここでも町並みの綺麗さに驚いた。
道路は石畳でぼこぼこのせいか、15km程しか出せないみたいだった。
ペンション田代に着くと田代さんが迎えてくれた。
「時間通りに来ました?珍しい」
一般的な日本人よりは多少テキトーな私だけど
海外にいると嫌でも日本人だと認識することがある。
私は1ヶ月やっていけるのかな。
やっとここに来てワクワクしてきた。
部屋へ向かうとペンションには99%が日本人。
あれま。と少しがっかり。
でもホームステイに切り替えれば問題なし。
同室のCさんと話してグアテマラのことを教えてもらった。
「向日葵の咲かない夏」を読み終えて、眠りにつく。
ーーーいつだってそう。みんなそうだ。都合の良いことは強く記憶し、忘れたいことには理由を重ねて正当化する。
主人公のミチオ君の言葉がなんだか忘れられずに私の中に留まったままだった。