【一人旅】宿に引きこもる旅人。

 

2018年2月6日

 

朝起きると同室の二人は外出の準備をしていた。

Cさんはグアテマラシティに買い物へ、

Gさんはスペイン語学校だそう。

 

送り出してから私は銀行を探しに出掛けた。

ケツァルが手持ちにないおかげで、飛行機から降りて何も口にしていない。

夜ご飯も朝ごはんも、水でさえも。

 

ホテルを出てから気付く。

銀行も何も、マップで確認してくるのを忘れた。

街中ではスマホを出せないから、取り敢えず街を散策することにした。

 

街は夜と違い人が沢山いて、車通りも多く空気は汚かった。

この時点で私はアンティグアに向いていないと感じた。

町を歩いていても銃を持った人(多分警官)が沢山いるし、銀行を探しているものだから鉄格子の中の様子を確認しながら歩いていると見張りに不審がられ、ジロジロと見られる。

 

道中Hola!と話しかけてくれた、水道パイプ売りのお兄ちゃんに銀行の場所を聞いて両替をすることが出来た。

 

街中ではQue bonitoやHolaとすれ違い様に言われ、からかわれてるのか新興的なのか分からず恐怖心を煽った。

Panaderiaを見つけ、吸い寄せられたが並ぶパンはどうもおいしそうには見えずテンションは再び下降気味。

挙げ句の果てにMelcadoを見ていたら外れにあるチキンバス乗り場で不穏な雰囲気だったので何かと思えば1人の男の人が口から血を流していた。

 

なんなんだ。。アンティグア。。。

 

取り敢えず学校見学へ行くにも場所が分からないのでは仕方がない。水とヨーグルトを買ってホテルに戻った。

スーパーにすら銃を持った警官がいた。

 

取り敢えずアンティグアの空気を1ヶ月吸いたくないのでより田舎のサンペドロラグーナに移動することにした。

 

昼寝をして目覚めると17時。

Cさんがグアテマラシティから帰ってきて、夕食を一緒に食べようと言ってくれた。

夕食が出来るまでグアテマラに1年半住んでいるGさんに話を聞いた。

グアテマラよりメキシコの方が魅力的なんだそうだ。笑

 

夕食はネギトロ丼とかに味噌汁。35ケツァルでいただいた。食事中、カンクンにあるオススメの宿やサンペドロラグーナの付近は山賊がいることなど、情報をもらった。日本人宿ならではだよね。

Cさんにもカンクンのオススメのセノーテや村を聞いたので、カンクンよりもそちらの村の滞在も考えてる。Cさんはレンタルサイクルでセノーテを網羅してたそう。伊豆の夏を思いだし、楽しいメキシコ旅行になりそう、それに当初よりも移動の多い旅になりそう。

 

それからM君の話を聞いていると、色々な人がいるものだと思った。どうして彼をそうさせるのか理解出来なかったし、しようとも思わなかった。

ただグアテマラの警察に撃たれないでね、と言ったらそれより先に言うことがあるでしょうと言われた。確かに。笑

 

あとは火山見学が素敵(しかし凍死した人がいる)だと言うこと、

グアテマラシティの13区を歩いていたら銃をつきつけられた日本人がこの間までこの宿にいたこと、アンティグアで1週間前に焼死体が見つかったこと。

 

調べても出て来ないような沢山の情報があった。

日曜日に、バイクの後ろに乗ってグアテマラの色々なところに連れて行ってくれるそう。楽しみな反面、アンティグアをいつ離れるか迷いどころである。

 

明日はSさんとTさんが通うスペイン語学校Canoに見学へ行った後、Atabalにも見学して学校を決めようと思う。